day3-rockの日記

day3-rockの徒然なる日記です

母の一周忌

5/9(日)、母の一周忌が終わった。

自分としてはそれほど重く捉えてはいなかったつもりだったが、終わってみると少し気が抜けたような感じになった。

参列したのは自分、妻、娘、息子の家族4人。あとは上の姉と義兄、たったの6人だ。下の姉夫婦は早くから参列しない旨連絡がきていた。母の弟妹は弟である叔父が叔母が亡くなったばかりで体調も良くなく欠席、妹である叔母は入院中とのこと。今まで両親がつとめてきた法事等は親戚もしっかり参列し賑やかなものだったが、母がいなくなって、もう親戚もばらばらになって付き合いもなくなっていくのだな、と改めて思った。

自分たち姉弟が相続で揉めたのがもちろん一番の大きな要因だが、そもそも両親の存在はそれぞれ長男・長女ということもあり、親戚の中でも要だったのかもしれない。自然な流れと感じつつも、とても寂しく、また少し申し訳ない気持ちにもなった。

また久し振りに上の姉夫婦とも少しだけ実家の片づけについて事務的な会話をしたが、嫁にいたってはこれで姉たちと会うのも最期と言っていた。

あれだけ罵り合いながらもやはり自分は姉弟なのだろう。4,500万円という大金を支払うとしても、どこかでやはり「お姉ちゃん」という想いがかすかにあるようだ。

この先は全くわからない。下の姉などはもう一切姿を見せるつもりはないように思える。上の姉の子供たち、姪と二人の甥もそうそう顔を合わすことはないだろう。

これで良いと思っているわけではない。しかし自分は両親との約束を果たすために精一杯がんばったのであり、幼い頃両親・祖母がいて、少し年の離れた二人の姉に可愛がられていた頃を思うとまさしく諸行無常の想い。また少し涙が浮かんできた。

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